新創刊 月刊ガンガンJOKER5月号掲載 まなびや第1話感想

まえがき

我が家は、私が月刊少年ガンガンと月刊ガンガンWINGを。妹が月刊GファンタジーとガンガンPOWEREDを購読しているほどのガンガン一家だったのですが、先日月刊ガンガンWINGとガンガンPOWEREDが廃刊されてしまいました。
二誌の後継として新しく出来たのが本日発売した月刊ガンガンJOKERですが、どっちが買うのかそれはそれは揉めました。どうやら私が買うことで決定みたいです。
小島あきら藤原ここあ河内和泉の新連載が控えているとなると、POWERED分よりもWING分の方が濃いように思うので当然と言えば当然ですが、WINGより薄いのに40円高のが気になります。
紙質が非常に良くなっているので良しとしましょうかね…。



さて、表題の通り新連載の一つ、まなびやの感想を…。
とはいえ、約80ページもあるのでハヤテのように箇条書き風感想は出来ません。
とりあえず今回は思った事を思った順につらつらと書き連ねていくことにします。紹介記事ではないので、読んでいない方は意味不明かと思いますがご了承を…。


最初のカラーで後日談のような話。結果が決まっていて最初にそれを明示し、物語はひたすらそこに向かって話を進めていくタイプっぽくなるのかな。
まほらばのときは伏線とその回収が非常に上手かっただけに、最終話を読んだ後にこの最初の場面を読むとグッと感動できる仕様になっているのかも知れません。
左手の薬指に指輪があるので、登場人物の誰かが結婚後に写真を見て思い返している場面だと思いますが、誰かはまだ分かりません。
写真は第1話の扉絵。主人公の武が撮ったものですが、ちゃんと武の姿も鏡に写っているので映像写真部全員集合の写真ですね。
武の家族設定をこんなのにしたのは何か理由があるんだろうな。霞ちゃんがチラッとしか登場してないけど、シャイっぽかったり寝ぼすけな設定とか、今後にとても期待
ライバルキャラになるのか親友キャラになるのかサブキャラになるのか分からない鳥兜光司君は激しくツンデレですね。苗字が毒を持つ植物なので毒を吐くキャラかと思えば、すごく清々しくいいやつっぽいし、彼にも密かに注目しときましょうか。
ナズナちゃんは…明るい珠ちゃん…?エスパーっぽくはあまり感じられなかったけど、この設定がどうなるのか…。しかしこういう娘私大好きだわ。
初日から映像写真部で新入生を待ち構えていた3人…部長の龍胆花輪、擬宝珠夢、蘇芳縁は、名前読みにくいし変換しにくいです。とても仲が良いようで、部の雰囲気も明るいですね。
映像写真部の部員ということは今後話の中心になって行くでしょうし、あまりキャラの方向性が分からなかった夢と縁は今後個別の話があったりするのでしょうか。
そして名前の分からない女の子。JOKERの表紙を飾った金髪碧眼の女の子。おそらくメインヒロインなんだけど、第1話では外国人ということが明らかになっただけで名前はまだ出ませんでした。写真の興味があるのは明らかなのに「興味ありません」と言ったり、あまり表情が変わらない、無口クールなキャラかと思えば意外とズバズバ意見する姿も見せたので、これからの武との兼ね合いに注目していきたいと思います。
最後に主人公・武について。
まほらばの白鳥君と同じタイプ。優しくて非常に素直な子。いきなり私の高感度MAX。
でも話自体はまほらばとはちょっと違う感じになるのかなぁ…?
4コマを描かせたら毒々しい感じの小島あきら先生ですが、雰囲気はまほらばとかボイズンガルズに近い感じ?優しい男の子とメインヒロインのラブコメだけど、ラブコメという言葉で片付けたくないような心温まる恋愛。
でもエスパーとか非現実な面もあるし、何よりメインヒロインの高感度が最初からほぼMAXだったまほらばとはちょっと違うのかも…なんて思ったり。
まほらばは全12巻でしたが、このまなびやはどれだけ続くのでしょう。絵柄も恋愛も伏線も…全部が素晴らしい小島先生の作品なので、これからも全力で応援したいと思います。


妙に長ったらしく書いてしまった。今回はこの辺で…。



…最後の「脱いで。」は読者含めて勘違いさせる展開だろうと思いつつも、やっぱり期待してしまいますね。