佳奈多ルート感想

9月に葉留佳ルートをクリアし、その時佳奈多株が急上昇。今では1、2を争う程好きなキャラ*1
Refrainをクリアしたら真っ先に佳奈多ルートを探しにかかったんだが、これがま〜あかなり簡単に見つかって、Refrainの余韻を残したまま土曜日に突入。一気にクリア。
そして佳奈多のことがますます好きになってしまいましたとさ。


以下感想。ネタバレ注意。


佳奈多ルート

まず初めに一言。長かった。
サブヒロインたちのルートはRefrainの出現条件になっている為当然既にクリアしているわけだが、この佳奈多ルートは、他のどれよりも明らかに長かった。
とはいえ、好きなキャラだという補正も入ってか、間延びした感じは一切感じなかった。
話は葉留佳ルートを既に終えたことが前提な次の世界…かRefrain後の世界での話。世界の秘密を知っていないと所々?になるだろうな。
そして葉留佳ルートの裏ルートでもある。ただし、既に葉留佳が佳奈多のことを理解した後なので、春香の態度が葉留佳ルートでのものとは正反対。
佳奈多を視点に過去話が展開されるから、葉留佳ルートを終えただけの時点で抱く佳奈多の印象よりもずっとずっと高感度UP。
葉留佳ルートでは間接的にしか語られなかった、佳奈多も同じだけジレンマに苦しんだということを直接語られたわけだが、こうして見ると、佳奈多も…いや、佳奈多の方がよっぽど辛かったんじゃなかろうかと思った。
本当は凄く優しいのにそれを押し殺して妹を罵り、結果大好きな妹にも信じてもらえ無くなって、じゃあそれならば自分は敵になろうと決意するなんて、普通の精神じゃもたない。
人前で感情的になることがほとんど無い佳奈多が今までのことを振り返って涙を流すシーンではこっちもちょっと危うかった。
まぁ過去の二人の遣り取りで、危ういどころかしっかり泣いてしまったんですがね…。
髪飾りの話なんか感動的なんだが、それを大人たちに二人の仲を引き裂くために利用されてしまうあたりはもう胸が痛かった。
既に和解した後の世界だとしてもそういう過去が消えたわけではないから、回想シーンの度に締め付けられるような感じ。
でも最後まで苦しめる大人達の手から、リトバスメンバーが揃って佳奈多を救うシーンは圧巻。思わずPCの前で大笑い。
理樹が発案した最後のミッションもなかなかやってくれた。かなり清々しかった。
ウエディングドレス姿の佳奈多がとても可愛かったのは言うまでも無い。
最後まで「理樹」と呼ばず、「直枝」で貫いた辺りはやはり佳奈多…と言うべきか…。でも理樹も理樹で最後まで「二木さん」だったからなぁ…。名前で呼び合ってほしかったのが唯一の不満かな。


そうそう、可愛いと言えば、世間知らずな佳奈多がハンバーガーに夢中になっているシーンがかなり可愛いかった。
ケチャップを口の周りにべったり付けているのに気付かないとか、それを拭いてあげようとするとすごく恥ずかしがるとか、普段がしっかり者なだけに余計。

そしてさらに余談だが、最初の方で、「邪魔」「帰れば?」「お茶すすってなさいよ」などといったあからさまに邪険な態度を取る佳奈多を見ていると、何故かこれから佳奈多を攻略していくことに物凄くwktkした。
特にお茶の3連コンボが良かった。



これらを間髪入れず一気に言い放った佳奈多に感動した。





あと、もっとどうでもいいけど、佳奈多ルートでは、ちょくちょくクドが面白かった。
マッスルフェスティバルの「きんにく、きんにく!」とか「和風ドレッシングをかけましょう。わふー」とか。



とまあ個人的に好きなキャラなこともあって、存分に補正が入っているかとは思いますが、鈴を除く個別ルートでは、暫定的ではあるが文句無しに一番良かった。
長さは圧倒的に群を抜いていたし、話が訳分からんくなることも無かった。葉留佳ルートで得た知識が無いと話が分からなくなるのが条件ではあるものの、そこは流石攻略制限がかかっているキャラだと言うべきか…。
とにかく、個人的にはRefrain(鈴ルート)に次いで好きな話でした。



さて、あとこれで攻略していないのは佐々美と沙耶の二人。それとCGが埋まってないので、クドももう一回攻略せねばならないっぽい。
クドはまだしも、残りの二人は未だどれがフラグなんだか分からないので、長期戦になりそうだ…。


*1:もう一人争っているキャラは佐々美