長文を携帯で読む文化

昨日のtanabeebanatさんのこの記事。
『ハヤテのごとく！』はテーブルトークRPGである - tanabeebanatの日記
各所で色々反応があるみたいですが、私はこの記事について賛同も批判も出来ません。読んでないから。
私が我慢弱い性格なせいか、長文記事をPCで読もうとするとどうも斜め読みをしてしまう。
で、読んだ気だけになって肝心の情報をかなり見落としてツッコまれる…。たま〜に行飛ばしをしてしまって萎えてしまうこともある。乱視じゃないのにねｗ。
でも携帯で読むとそうでもない。同じ記事でもPCよりよっぽどまともに読める。
なぜか？【画面の大きさ：文字の大きさ】の関係じゃないかな？
PCの場合画面にびっしりと文字が入る。解像度にもよるけど、確実に携帯よりも入る。
で、いざ読もうとすると先に書いてある事が気になってついつい斜め読みをしてしまう。PCなら画面内に先が書いてあるから、何の操作もせずにそれが出来てしまう。我ながら悪い癖だorz。
じゃあ携帯ならどうか。
画面内に少ししか文字が入らない上に、続きを読むにはカチカチ操作する必要があるからじっくり読めてしまう。ちなみに行飛ばしをすることもほぼ無い。
しっかり読めてしまうんだなｗ。

私はラノベをちょくちょく読むけど、本の場合は（ラノベじゃなくても）PCと違って読める。改行だらけの『しにがみのバラッド。』から、改行が少なめの『ウィザーズ・ブレイン』まで問題なく。
私の場合は置いといて、世の中活字本さえ私のPC状態の若者が多いんでしょうな。じゃないと、ケータイ小説がヒットしていることに説明が付かない。いくら彼女達の大好物の「妊娠」「レイプ」「恋人の死」が物語の中心になっていようと、それが読まれない事にはヒットするはずが無いから。
媒体が携帯だったからこそじっくり読めて、話題になる。もし「濃い空恋空」等のケータイ小説が、ケータイじゃあなくPC媒体だったらそこまで話題にはならなかったと思う。
まだまだ日が当たってないだけで、PC小説も似たような「レイプ」や「妊娠」や「恋人の死」が題材の話が山ほどあるかもしれないな。読まれてないだけで。
ところで、私はケータイ小説という類が嫌いな人種です。設定や内容が貧弱すぎるから。でもだからといってケータイ小説読者をバカにすることは出来ないわけですよ。自分も携帯の方が読みやすいと感じているから。目くそ鼻くそを笑う事になってしまいますな…。
設定や内容が厚みを増したら、このケータイ小説業界は空前の大ヒットをあげることも出来るかもね。内容がよくても読まれない本と、内容が貧弱でも読まれる本の長所を組み合わせた形になるんだから。

追記

完成させた自分の記事も結構読みにくい件について…。

謝辞

記事の内容と関係の無い題材で取り上げてしまってすみませんでした。＞tanabeebanat氏