コミックマーケット75(C75)三日目レポート兼参加した打ち上げのレポート

数多の情念渦巻く怒涛の3日間が終わり早数日…。私はいつも通り三日目のみ参加したコミケ75。
頭は早くも忘却の加速を食い止めることに失敗し、体は2日後まで色々なところが筋肉痛やら関節痛を起こしていた、とても若者らしくない私ですが、普段の1月分くらいは動いたあの12月30日の出来事を文章にしてみようと思います。
今回、携帯電話のバッテリーが寿命を迎えていたので、写真は一枚も撮っていません。もしこの記事中に写真が出てきたら、それはこの記事を書きながら撮った物たちばかりです。
相変わらず非常に長い文章になってしまった…。


【29日深夜】岐阜駅から出発

相棒の朋幻と共に、ムーンライトながらに乗車。今までは朝の新幹線だったのですが、今回初めて切符が取れたのです。ムーンライトながらを初体験。
最初のうちは快適だったのですが、暖房の効き過ぎで非常に暑かった。車内で取れた睡眠時間は約3時間。大船以降は全て起きていました。
乗り換えのため品川駅で降車。


【30日早朝】東京ビッグサイトへ…

品川で降車後、京浜東北線に乗り換え、有楽町へ。
有楽町で東京メトロ有楽町線へ乗り換えたのですが、始発組というものを初めて体感。有楽町線のホームに降りた途端におびただしい数の人々。
余りの人の多さに、結局始発には乗れませんでしたが、駅の階段近くは通勤ラッシュ並みの混雑にもかかわらず最後尾の車両は立ち客がほとんどいない状態の電車を見送りました。
非常にもどかしかったのですが、この経験が次の乗り換え時に生かされました。
新木場駅にて有楽町線からりんかい線へ乗り換え。このときもまた同じ光景。階段付近に大量の人々。
既に学習済みの私たちは、さっさと最遠部まで移動。乗り込んでから出発までの間、案の定「1〜3号車が空いています。」と車内放送がかかる。
後方〜真ん中はどんな混雑ぶりだろうと思いながら、国際展示場駅へ。
電車を降りると、駅のいたるところに宮藤芳佳が…。
放送中のアニメや新しく始まるもののポスターが多い中、アニメが3か月前に終わったのにも関わらず結構な量のストライクウィッチーズポスター。人気の程にビックリした。
駅構内を友人とはぐれないようにしながら歩いていると、やっぱり走って注意を受けている者が何人も…。あれだけの人ごみで、自己中な行動がいかに危険なのかをもっと認識しろよ…と心の中で思いつつ改札へ。
前の人が引っ掛かって危うくはぐれそうになったが、何とか合流。駅を出た途端、まるで列形成時の様に手を挙げながら行進。このとき午前6時過ぎ。
今までは9時ごろに会場に到着していたので言うほど人はいなかったのだが、今回初めて始発の凄さを実感。これは確かに上級者向けだわ…などと思いながら、西館の方へ。
相棒・朋幻は西館への用事がほぼ無かったため、東館から行くわと言っていたのだが、寒空の中開場の10時まで4時間も一人で過ごすのが寂しかったため、巻き込んで一緒に西館に並ばせる。付き合ってくれて本当に感謝。
今まででは信じられないほど前の方に並ぶが、如何せん狭い。そして地面が冷たくて座るのも一苦労。
途中早くも行列を作っているトイレに閉口したり、朋幻の持つラノベに興味を示したり、PSP18禁ゲーム内で人殺しをしたりと色々な手段で暇を潰しながら移動の8時45分まで待つ。


【30日朝】開場…そして企業ブースへ…

移動は9時半前から始まり、開場前にもかかわらず、早くも前コスプレ広場にいるというこれまた初めての体験をする。時間が過ぎるのは早く、気が付いたら10時の開場時刻へ。横を歩く女性のカートに何度も足を轢かれそうになりながら、企業ブース入口まで移動。
朋幻とはここで一旦別行動に…。その後の彼の行動は、既に彼のレポートに記載されていました
別行動後、目的のブースへ移動。目当ては「NANOHA The MOVIE 1st PROJECT」で販売されているボーカルベストコレクションのみ。本当はパーカーも欲しかったのだが、如何せん三日目のみの参加なので例の如く二日目で無くなっていたのだ…。
というかいつもは売り残るピローケースまで二日目に売り切れた事実はどう受け取れば良いのでしょうかね…。
ともあれ目的の品をGET。ちなみに整理券ナンバーは83でした。

企業ブースへの用事が早くも済んでしまったので、同人誌を求め、おとなしく東館へ移動。


【30日午前〜昼】東館で奮闘

地図を見ながら行ったり来たり。まずは東1・2・3の壁サークルから回り、その後島の中を回る。
その後東4・5・6へ行き、今度は4→6の方向へ移動しながら目当てのサークルを回るという、前日立てた計画をそのまま実行。
完売で買えなかったものもあるが、自分内優先順位が高かった所のは全て買うことが出来たので、今回は大成功と言っても過言ではない。以下、購入物を回った順で晒してしまう。ただし、R-18な内容の本は「写真」とだけ記し、別窓表示にします。

東タ08b「面舵いっぱいいっぱい」さん


計画通り回ったのは以上。
実はこの日、take23さんに誘われたコミケ後の打ち上げに参加するはずだったのですが、詳細を聞いておくことを前日まですっかり忘れてしまっており、当日ホテル・グラスワンの田中ひろしさんに打ち上げの詳細を尋ねてしまう行き当たりばったりなことをしてしまっていました。
田中ひろしさんには本当に感謝しなくてはなりません…。
この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。




さて、存分に写真載せておいてたった今重大なことを思い出した…。そういえばこのサイト大学の友人2名(一般人)に知られていることをすっかり忘れてた…
うあ〜…一番下の写真なんて、どう言い訳してもパンモロだよなぁ…。
ま、既に新年のあいさつで「勘違いしないでよね。私は別に『○○(あだ名1)』でも『××(あだ名2)』でもないんだから!」なんて送りつけてしまったのだから今更どうこう言っても同じと言えば同じか…。


レポートに戻ろう…。同人誌購入に必死になってしまっていたせいか、ここで45分程も前に送られていたらしい相棒からのメールに気付く。以下抜粋。
『最初の壁がまさかの一時間待ち…\(^O^)/』
私たちは2つサークルが被っていたので、各々分担していたのだが、彼の担当は東A78a「八卦電影城 」
壁ということもあり、これはまずいと私の脳から信号が送られる。予定変更。急遽私が東3に直行。
付近に最後尾プレートが見当たらないので、これはチャンスか!?と期待を膨らませ、サークルへ一直線。


……目の前で完売しました。


何てこった…。私がもっと早くにメールに気づいていれば買えたかもしれないのに…。
相棒に完売のお知らせを送ると彼は私に謝ってくれましたが、ここで謝り返して謝罪合戦になってしまっても最早どうしようもない……というか、誰が壁でもないサークルで1時間も並ぶことを予想できようか…。
仕方がないので素直に諦め、委託されることを信じることに…。
ちなみに八卦電影城さんのサイトでは、1月18日(日)のこみっく☆トレジャー13で、冬コミの新刊を販売すると書かれていますが、残念ながらその日はLIVE FEVERの日なので、無理して大阪まで行って買うことさえ敵わないようです。
気を取り直して、西館へ…。


【30日昼〜午後】西館…そして疲労

西館での目的はたった一つでした。

西あ54b「むんくろ」さん


こう書くと他のサークルさんに非常に失礼ですが、実はミルトさんのニュースサイト読本が一番楽しみでした。
コミケ参加歴3回な私ですが、何気に初参加から毎回訪れている数少ないサークルでもあります。
今回も様々な文章とイラストに楽しませていただきました。


さて、ここで計画していた全てのサークルを回り終えたわけですが、このときの時刻は12:10。
私は並ぶのが嫌で、商業誌でも執筆していたり、ラノベの挿絵をしていたりetc...な、大手の中でも特に大手の最大手サークルとも言えるサークルはあまり回らない様にしているのですが、時間が余ったので、紙バッグをたくさん見かけた東A24ab「わつき屋」さんに行くことに。
新刊のセット?は当然売り切れていたので、新刊だけを購入。
写真



ここで初めて自身の疲労を実感し始めたので、集合時間の14時まで北コンコースのベンチに座って休憩。
コスプレ広場のすぐ上なので、道行く人々のコスプレ衣装を眺めながらお昼ご飯。
ちょうどリトバスEXにハマっているので、リトバスキャラのコスプレをしている人たちを見かけては心の中で喜ぶ変態が一名。顔には表れていないはず…。
集合時刻になって相棒・朋幻と合流するも、彼は最初の行列地獄の影響で未だ満足に買い物が出来なかった様なので、彼はサークル廻り。私は再び北コンコースへ…。
30分ほどで彼が北コンコースに現れたのでどうしたのかと思いましたが、完売の多さと野口さんの残り具合からサークル廻りを断念したようです。
ここで再度コスプレを視姦 眺めることに。今度は2人で。
2人揃ってリトバスキャラだと誰を見た誰を見たとベンチで話し合い、結局2人併せて鈴・小毬・クド・葉留佳・美魚・佳奈多・沙耶・謙吾のコスプレを見たということになりました。一人理樹か恭介か分からなかった人がいたのが悔いが残る…。アレはどっちだったんだろう…?


【30日夕方】閉幕

相棒を巻き込んで田中ひろしさんのところへ。向かう途中閉幕となり、拍手しながらの移動。
田中ひろしさんから打ち上げの待ち合わせ時間を聞く。新橋駅に14:50。どう考えても間に合わない…。


【30日夕方】新橋へ…

国際展示場駅まで急ぎ、りんかい線に乗る。大崎で山手線に乗り換え、「何で山手線って『山手』線って名前なんだろうね?」等と小学生の疑問みたいなことを会話しながら新橋へ。相棒とはここで一旦別行動。
ゆりかもめの駅出口付近にて、無事take23さんと戒斗さんに出会う。
するとここでtake23さんから何かを渡される。
ベルとろさんから眞華さんにって。」
自分の見通しの悪さに一番嫌気が差した瞬間。私が早めに30日の詳細を聞いておけばベルとろさんにも会えたはずだったのだ…。
心の中で最大級のお礼をしつつ、後でメールでお礼をしておこうと心に決めて*1いながらお二方と会話していると、渋滞に巻き込まれていた田中ひろしさんと、相棒のサブラヒさんが合流。
一行は新橋駅近くの居酒屋へ…。


【30日夕方〜夜】打ち上げ

5人で個室。居酒屋初体験な私は何が何やらな状態で周りの皆さんが注文していくのをひたすら見学。
4人の慣れっぷりに圧倒されつつも、良い経験をしました。
その後はサイト運営や同人の話を中心に、基本的に私は聴き手となって会話に参加していました。
take23さんのサイト方針の話や田中ひろしさんの同人のネタについて…。戒斗さんは社会学的な考えから話題を持って行くので、やはり新鮮でした。サブラヒさんは非常に大人で、発言に何度も納得させられました。
そしてやっぱり見抜かれていた、私が一番幸せな読者であるということ。
こういったオフの席では、何度も他のブロガーさん達の意見に感嘆させられている私です。
この時も言いましたが、悪い言い方をすれば私は一番何も考えていない読者で、良い言い方をすれば一番幸せな読者なのです。
色々なことを話したのですが、正直あまり覚えていないというか、既に記憶が曖昧なので、打ち上げの話はこの辺で…。
金銭に悩む学生を助けて下さった社会人の皆さん。そしてその上1,000円も奢って頂いた戒斗さんには何度感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
私もああいう大人になりたい…と感じつつ、新橋駅にて別れの挨拶。
秋葉原にいる相棒・朋幻の許へ向かう。


【30日夜】秋葉原初上陸

出口によって正反対の性格を持つ街だということは事前に知っていたので、いったいどっちが正解なのかと思い、とりあえず電気街口へ。
正解。
石丸電気ソフマップが見えたので、どうやら正解したらしく、相棒に電話。
無事落ち合うことに成功。
テレビでしか見たことが無かった通りや店を直に見ることができて感激していると、何でもいいから買い物をしたくなってくる。

リトルバスターズ! エクスタシートラックス

リトルバスターズ! エクスタシートラックス


リトバスEXのサントラを購入。お金に余裕があればパーフェクトビジュアルブックも買っていたに違いない。
そして岐阜にもあるのに、アニメイトにしか入らなかった私は後に後悔する事になった…。
後は朋幻とああでもないこうでもないと喋りながら駅へ…。
帰りのムーンライトながらの時間まで山手線に乗って時間つぶしをすることに。


【30日夜〜深夜】時間潰し

青春18きっぷの特性を最大限に利用し、山手線をほぼ1周。その間私も相棒も眠りこけていたのだが、電車に乗っている時のマジックが働き、東京駅に着く直前に目が覚め、下車。
駅構内をグルグル歩き回りながら時間潰し。
新幹線が人身事故で止まっており。新幹線改札の近くにはディズニーランドとコミケの紙袋が共演する独特な空気。
その中に混じる私達。
私はというと、新橋駅で打ち上げが解散するまで(午後8時頃)、ずっと上の方の紙袋を晒していたのですが、そこでようやく場違いなことに気付いてカモフラージュし、東京駅では普通の袋になっていたのです。
若者が一人年末にジャスコに行ったという不思議な話が出来上がりますがね…。
痺れを切らし、結局ホームで1時間待つことに。


【30日深夜〜31日早朝】ムーンライトながら91号に乗車、そして帰宅

今回、ムーンライトながらを利用するのは初めてだったため、一体どっちの車両が快適か調べる意味合いで、帰りは臨時の91号の方を利用したのですが、完全に通常の車両の方が快適でした。
車体が古いせいもあるのですが、とにかく加減速のショックが大きい。
次回以降利用する機会があれば、普通の方を取ることを胸に秘め、就寝。
浜松辺りで目が覚めてしまい、以降はずっと起きていたのですが、周りにいたコミケ帰りな団体客のうるさいことうるさいこと…
ほとんどの客が寝ているのにもかかわらず声をひそめる事無く会話したり、ドタバタと歩き回ったり…。
同じコミケに参加した者としては、もう少し節度を持った行動してほしいと思いましたね…。全てが終わって浮かれるのは分かりますが…。
岐阜駅に到着。早朝にもかかわらず我が父親が迎えに来てくれました。本当に感謝。
時刻は午前6:50頃。無事家に帰ってくることが出来、今回のコミケはすべて終了。


まとめ

今回でコミケに参加するのは3回目。冬コミは2回目ということですが、今回痛切に感じたことは、如何に早く行こうと、企業ブースを狙うのであれば2日目までに行かなければどうしようもないということ。
私も相棒もVisualArt'sのKeyセットを購入しようと考えていたのですが、2日目に完売。私の第一目的だったなのはブースも2日目でほぼ完売。
やはり最低でも2日目から参加しないと厳しいということを学習しました。
ちなみに相棒は東方に物凄くハマっているので、ある意味2日目こそ本番な様な気がします。なので、次回はどうにかして2日間参加する方法を模索しようと考えています。
また、いろんなサークルさんを回るに当たって、今回私が心がけたことは感謝と応援。
これは当然のことかもしれませんが、頒布物を渡されたら、「ありがとうございました。サークル活動頑張ってください。」と、すべてのサークルで言うようにしました。
中には行列がすごかったりで後半部分を言えなかった所もあったのですが、少なくとも「ありがとうございました。」だけは欠かさず言いました。
なんだか幼稚園児の報告みたいですね。
でも一般書店で買う時とは全く違う、作り手さんと直に触れあって気持ちを伝えることが出来る貴重な場なので、自分の気持ちを相手に伝えようと心掛けました。
こんなもんですかね…?


ということで、非常に長くなりましたが、今回のコミケレポートは以上です。
ここまで読んでいる方がいるのかどうか心配だな。いや、それよりも写真付きで回ったサークルを晒してしまったのは果たして良かったんだろうか…。
サークルさん的にも私の今後の立場的にも…

*1:この記事書いた直後にする。