サイフォンの原理でストーブ給油に要らん労力をかけないように…

今日から12月ですね。もう12月という言葉を聞くだけで寒くなってきます。実際に最近は気温がますます低くなってきていますね。
ですが私の部屋は未だストーブに火が灯っていません。暖房器具は断然ストーブが大好きな私にとっては奇跡ですね。
しかしストーブの何が面倒って、寒い中極寒の車庫まで行って給油をせねば使えないということです。
そして赤いポンプはやたら手が疲れる。自室のストーブのタンクは9L入るので、尚更。
なので私は数年前から給油時にはサイフォンの原理を利用することにしています。


サイフォンの原理は至って簡単。水は高い所から低い所へと流れる性質を持っているので、それを応用しただけです。

  1. まず灯油の入ったポリタンクを一段高い所へ載せます。別に手で持っていても良いのですが、MAX18L入るタンクを給油中ずっと手で持つのはしんどいですよ。具体的にはストーブタンクよりもポリタンクの下端が高い位置にくるようにするとより確実に行うことができます。
  2. 次にストーブタンクとポリタンクの蓋を開けます。開けないと入れられないので、この作業は必須です。
  3. おなじみの赤いポンプでポリタンクからストーブタンクに灯油を入れます。このとき、ポンプ内に灯油が充満したら成功です。
  4. 後はポンプを握る事無く放っておきましょう。ほとんど音がしないので一見入っていないように思えてきますが、心配せずとも灯油はストーブタンクの方へと静かに移っています。
  5. ストーブタンクの目盛りを見て、一杯になりそうだったら、そこでポリタンクを下ろします。このとき、ストーブタンクの方をポリタンクの高さ以上まで持ち上げても構いません。要はポリタンクをストーブタンクよりも低い位置に持ってこれば良いのです。これで給油が止まります。
  6. ポンプを外し、両タンクに蓋をします。この作業を忘れると部屋か車庫が火の車です。家計にも大打撃なので、2重の意味でも火の車です。ちなみに火災保険は、全焼の場合全額下りますが、半焼の場合半額しか下りません。半焼だろうと消火活動などで家は全く住める状態ではありませんから、結局建て直さなくてはなりません。いったん火事になってしまった場合、中途半端なことはせずに諦めて全部燃え尽きさせましょう。

以上が大まかな流れです。一番難しいのが給油をストップさせるところです。ここのタイミングを逸すると、灯油が思う存分こぼれます。このあと部屋に持って行かねばならないのに、灯油まみれになったタンクを持って行くのは結構精神的にくるものがあります。主に臭い的な面で。


さあ明日からはポンプをシュッコシュコ握るのではなく、サイフォンの原理で楽〜に給油をすることにしましょう!




べ、別に買うお金がないわけじゃないんだからねっ!