首の無い者対首の無い者 第三十一幕感想

あまり関係の無いまえがき

犬が好きです。ホントに大好きです。某ネット掲示板ではとにかく猫が大人気で、犬の話なんて見向きもされないのが不思議でなりません。
「猫飼った事無いからそう思ってるだけだ!」なんて言っても無駄です。私の場合、猫を飼い始めてから猫の評価がゴロゴロ落ちていったんですから…
代わりに犬の可愛さを再認識する結果となりましたよ。今では完全に犬派です。



さて、では感想を。先週は水曜までジャンプが見つからなくて結局感想を断念したのですが、今週は大丈夫です。
感想スタイルもいつものままです。では、以下感想本編。


汚い犬神の本気

犬に変化して巨大化とか、そして辺り構わず食い散らかすとか、そういう汚さを想像してたんだけど、犬神の本気はそんなレベルの汚さじゃなかった…。
犬に変化するのは当たってたけど、まさか首から上だけ変化して、胴体から千切れ飛んでいくなんて誰が想像できよう…。
しかもその千切れていく描写が生々しいことこの上ない…
“汚い”というより“気持ち悪い”なこれは。


犬神の襲撃

壇上のリクオに向かって首のみで飛来。そしてリクオの首筋に「食い殺してやるぜよ」と叫びながらガブっと…。
痛々しい…。
ゆらちゃんはやはり他の生徒とは違うな…。気付くのが早い。
でも流石にこの事態には動揺を隠せないらしい。まだ一人前じゃないし、ムチ襲撃以降はほとんど出番なかったし、何より制服が違うので無理も無いかもな。
完璧な女の子より少し隙がある女の子の方が萌えるので、ぜひゆらちゃんはこのままちょっとだけ抜けていて欲しい…なんて思った。
それにしても、雪女は本格的にメインヒロインですね。襲撃時の驚くコマがでかいことでかいこと。


扉絵

河童。側近の一人なのに、まだ全然見せ場が無い。そろそろあるのだろうか?
でも正直河童の能力にあまり期待が持てない…。何と言うか地味そうなんだよなぁ…。


玉章による犬神の解説

わんこ(´;ω;`)かわいそうです。
犬神作りに失敗すると犬神使いが犬神の呪いにかかって乗っ取られるらしいが、つまり今の犬神がそうであって、失敗したからこそ今の犬神がヒト型でいるらしい。
つまりこの犬神は失敗作ってことでおk?


恨めば恨むほど力を発揮する

玉章「奴良リクオに覚醒させる程の憎たらしい面があるといいがな…」

そんな面無かったけど、犬神は勝手に逆恨みして覚醒してましたよ?
なんかこういうところが微妙にずれてるあたり玉章は詰めが甘そうな感じを受けるなぁ…。全面抗争になったときにこの微妙な差を晒して自滅なんてしたらそれはそれで面白いかもな。普段余裕を見せている奴に限っていざというとき発狂するもんだ。


首無し渾身の演技?

最後のコマで壇上に上がっていたのはリクオに変装した首無しだったということが明かされたわけだけど、えらく余裕の表情なのが引っ掛かった。
お前さっきまで犬神に肩を喰い付かれて血飛沫上げてただろう…?
アレは血糊か?演技だったのか?
あと、大勢の前……特にゆらちゃんのいる前で堂々と首飛ばして戦ってたら問題有りのような気がするぞ…。
まとめて退治されたら、翌週からゆらちゃん主人公の物語が新章として始まりますならそれでもいいけど。
ともあれ次回どんな展開になるのやらですな。
あと、どうもこの作戦、リクオは首無しにしか伝えていなかったっぽいが、どういう意図があっての作戦だったのだろう…?
それも次回分かるのかな。


あとがき

先週の話をあまり覚えてないから適当なこと書きまくってそうな悪寒…。
生徒会演説中の壇上で戦いが起きていて、生徒会長立候補者の一人と思われる生徒に首が無い状態を見られてしまった首無しと、この作戦を指揮しているであろうリクオはどう切り抜けて行くんだろうか…。
でもまあ犬神は感情に任せて暴走しているようにしか見えんし、ぶっちゃけ側近が一杯&ゆらちゃんがいる中で罠に嵌められた格好になったから、すんなりとやられて終わりそうだ。
そうなると余裕と自信を持って犬神を送り出した玉章の指導力にはかなりの問題有りだということが四国組の中で露呈され始め、軋轢が生じて内部抗争とかに発展。敢え無く自爆なんて展開もそれはそれで…。
四国組は奴良組にとって「相手にとって不足無し」というような感じではないから、そんな展開でも私は納得してしまいそうだ。
一先ず来週の展開には注目ですね。リクオの作戦がどういう意図なのかとか大勢の前で堂々と戦っている状況をどうするのかとか。