東京★イノセント4巻

そういえばこのマンガ…このサイトで扱った事あったっけ?

写真に撮った事はあるらしいが、どうも感想を書くのは初めてらしい。大雑把な紹介を…。


掲載誌は月刊ガンガンWING
中性的な絵柄が多いガンガン系雑誌において、このマンガは珍しく完全な少女マンガ風の絵。内容はベッタベタなラブコメ



…うん、簡単に言えば少女マンガだな。


主人公は白狐の半蔵。メインヒロインは童顔な女子高生・メイ。
単行本の裏表紙の言葉を借りるなら、妖怪ラブコメディ


では、そんな東京★イノセントの4巻の感想を…。


表紙

1巻メイ、2巻千歳、3巻アンジェラときたので、次は涼子さんかと思いきや、まさかの柚。
しかもロックアイドルバージョン。
学校では内気で地味な子を演じていると言うが、いつも変わらずこんな感じだというツッコミをしてはいけない。


カバー下

辛いの嫌いな半蔵。甘いの好きなメイ。どっちもお子様である。


総扉

ロリータファッションなメイ。物語内ではこんな格好しないから、レアといえばレア。


目次

警官姿のアンジェラ。帽子にドイツ語で警察を意味する、“POLIZEI”と表記してあるあたり、妙に凝ってる。*1


登場人物紹介

3巻に続き、話と話の間のスペースに登場人物紹介が書かれていました。
今巻はアンジェラと涼子さんと柚。
柚は苗字が判明。この分だと、5巻で縞ちゃんの苗字と三井の名前も明かしてくれるはず。


本編

試験勉強の回

試験勉強の回ではみんなの気持ちがダダ漏れ。必見は最後の場面で半蔵に×××を要求するメイ。

肝試しの回

肝試しの回では、千歳のコンプレックスを容赦なく突く半蔵が必見。慰めようとして逆に腹立たせる芸当なんてなかなか出来ない。

徳川編

サトリが一発の妖怪ではない事が判明し、変態徳川英次郎がメイを誘拐する話。途中の、涼子さんと半蔵の飲み比べ話がかなり面白い。酔うと半蔵は一人称が俺に変化し、ですます口調に。
新キャラ続出する話でもある。
英次郎はこのマンガでは珍しく、時折読者を不快な気分にさせてくれるキャラ。まぁ俗世から離れて生活しているために、若干ずれている所がなかなか面白いんだが。
秘書の寺嶋小百合さんは涼子さんの同級生だと言うが…。
クール…というより何も喋らない英次郎の妹の恋は中2らしい。だが、メイより年上に見える。
感情の起伏が乏しいので、ロボットみたいにも見えるかな。
サトリは……完全な道化かな。調子に乗りすぎて自滅するタイプ。デフォルメされた妖怪達の中では一番良く喋るので、一際お調子者っぽく見える。


4巻はこの徳川編の途中まで。ぶっちゃけて言うと、半蔵がメイに2度目の告白をして、メイが返事を言おうとするところで終わり。
雑誌買ってるからどうなるか知ってるけど、単行本派には気になる終わり方だろう…。


書き下ろしおまけ

ギャルゲーをする半蔵。ストレスで胃潰瘍


あとがき

デフォルメ妖怪が集結。白坊は男。作者のブログはこれからチェックし始めるかも。
あと、白坊がぬいぐるみになるらしい。オビにプレゼントの詳細が書いてあった。応募しとこう…。

*1:アンジェラはドイツ人