君は光の女神(てんし) ハヤテのごとく!第178話感想

重い…。
Vistaの重さは異常…。
半角英数から全角かなに入力タイプを変更しただけで途端に動きが止まるなんてどう考えても異常…。
家のデスクトップ(XP)はそんなこと全くならないのに…。



さて、ハヤテの感想。
今週から新シリーズ突入。その名も「借金執事のできるまで」編
既に4回読んだんだけど、
すごく、重いです…。
真剣な話なので、例によって現在何も感想が浮かんできませんorz。
あらすじみたいになったり、ちょっと短めになるかもしれないけど、とりあえず今週の感想を…。


サンデー表紙

夏服♪夏服♪
デレた表情のナギがかなり可愛いです。

今回の表紙は、やたらピンクだったりマンガになっていたりしていないので、確かにいつもより買いやすかったかな?
いつもよりは。


巻頭カラー

罪…。

クリスマスイヴのあの出来事を、ハヤテは未だに『罪』だと感じているのか…。
ハヤテは4か月ほど前、ナギを誘拐しようとした。ナギはその事実を未だ知らないままハヤテにこう言った。「私とお前はずっと一緒だ♡」
今では信頼し(合って)いる仲でも、あの爆弾*1の効力が最早消滅している今でも、騙しているかのような感覚に苛まれているのかなぁ…。
思えば爆弾の効力が無くなったと判断したのは、下田編のラストを読んだ我々読者の勝手な解釈に過ぎない上に、あれはナギ→ハヤテの恋愛問題が解決しただけであって、ハヤテ→ナギの関係においては、全く進展がなかったというわけで…。
つまりハヤテの心境は未だに何の贖罪も果たしていないということになるのかな…。
のっけから重い…。


表紙

黄金の世界に黄金のアーたんとモノクロなハヤテ。
この表紙の主役はアーたんだな。色合い的に。
実は今週我慢しきれなくてBSもう開いちゃった(まだネタバレ以降は読んでいない)んだけど、コレがBSの通りの色合いになったら…いや、どっちにしろアーたんの色合いがそうなるだけで主役は変わらんか。
それにしてもすごく綺麗な表紙だ…。


幼き日の窃盗事件

『みんなの給食費が無くなった。』→『犯人は、親が極悪なハヤテ君に決まっている。』
四面楚歌な幼児ハヤテ。園長先生からも信じられていない不幸なハヤテ。
酷い話だ…。

左の頬の傷痕は一体何が原因で…。不幸エピソードには事欠かないハヤテだが、傷を残すようなことはほとんどないので、余計に酷い仕打ちを…ってな妄想が膨らんでしまう。


親がこの世の全てと言っても過言ではない幼児期

どんな悪いことをしようが、親は親。ハヤテにとっては、唯一無二の両親。幼稚園では四面楚歌でも、家族だけは、自分が窃盗なんてやっていないと信じていてくれる…。

どんなに悪人だろうと、家族愛はしっかり持っているものですよ。

戦慄を覚えたね。
逆に鳥肌が立った。
幼児にとっては親がこの世の全てと言っても過言ではないから、幼児ハヤテはまさにこの世の全てに絶望。


絶望した!この世の全てに絶望した!


超ネガティブな高校教師も、流石にこの世の全てに絶望したことなんかねぇよ…。


大人だったら練●か硫化水●か首●りか…

死んでも構わないと無茶苦茶に走るハヤテ。花畑に倒れても、自分が天国になんて行けるはずがないからここは天国では無いと考える幼児ハヤテ。
お涙頂戴ではなく、本気で泣けてきそうな展開だ…。


君は光の女神(てんし)

『死んでも構わない。』そう思ったハヤテの元に、一人の少女が…。
優しく微笑み、手を差し伸べてくれる彼女…。
全てが終わった世界に差し込んだ一筋の光。彼女の名は天王州アテネ

今週2度目の鳥肌コマ。プラスの意味で。
世の中に絶望した幼児を救った、女神の名を持つ彼女。当時のハヤテにとってまさに女神だった彼女は、ハヤテとどう触れ合い、そして何故離れて行ったのか…。
全てを悟ったかのような表情なのに、目には影?見たいな線の効果が…。
人物も表情も違うが、先週の最終ページ1コマ目も、夕日*2の逆光だったなぁ…。


あとがき

とうとう始まったハヤテの過去編。サンデー表紙には『「借金執事のできるまで」編』なんて軽〜く書いてあるけど、その実、話はかなり重いです。
ギャグでもなければコメディーでもないハヤテのごとく!が始まりました。
ちなみに今週のサブタイは、「THE END OF THE WORLD 1 君が望んだ三千世界」*3
多分このシリーズ自体のサブタイが「THE END OF THE WORLD」なんでしょうね。直訳で「世界の終わり」。
既に今週、1つのハヤテにとっての世界が終わったというのに、まださらに終わることになるのか…。
まぁそれはアーたんのことなんだろうけど、一体何週に渡ってこれが続くのか楽しみです。
笑いどころなシーンが無かったので、非常に書きにくかったのですが、こういう話自体はかなり歓迎。何週に渡ろうが全然平気。むしろこれだけで単行本1巻丸々以上使ってもいいと思う。


あ、あと今週は何といってもやっと顔出しを果たしたアーたんですね。
本名は天王州アテネ。ふと舟謳(カンツォーネ)の上手い褐色の肌のプリマを思い出してしまいましたが、日本語表記の揺れの違いなだけで、どっちも元になったのは女神Athenaだろうな。


行き当たりばったりの思い付きで書いてきたけど、結構書けたっぽいな…。
さて、巡回するか。


*1:第1話の勘違い告白

*2:時間的に

*3:スターオーシャンを思い浮かべたのは私だけではないはず。