魔法少女リリカルなのはStrikerS第23話「Stars Strike」感想

スバルもティアも成長したよ…な23話の感想です。
カッコいい話でした。

ディエチ

呆気なく逮捕。長距離砲撃でなのはに勝てるわけなかろう。
でも彼女はやはり善い人でした。罪悪感があるうちは本当の悪ではないのです。


ヴィヴィオ覚醒

クアットロ…。あんたの声帯には「ピース・オブ・ワイズマン」でも埋め込まれてるのか…?
ヴィヴィオが覚醒してなのはと戦うのは、今までの流れと新OPから予想できたから驚かなかったけど、人間型で覚醒するのは予想できなかった。A’sのラスボス、リィンフォースの防衛プログラムは、リィンからは似ても似つかないクリーチャーだっただけに…。
よくよく考えればヴィヴィオは古代ベルカ人のデータから作られた人造魔導師なんだから、当然なんですがねw。

髪型がサイドテールなのは、わざとか!?


万能無敵の超一流

ティアナはまだ発展段階なので、隊長陣を見たら、そう思うかもしれません。でも、隊長陣も万能無敵の超一流魔導師ではありません。
はやては支援は出来ても戦闘はからっきし。なのはは近接戦闘だとムリが生じ、フェイトも長距離戦闘は出来ない。

ティアナはセンターガードなので、中〜長距離での支援&援護射撃がメインです。しかしデバイスのフォームを変えれば近接戦闘もできます。
皮肉な事に、自分を凡人だと卑下しているティアナのほうがどの距離も対応できる万能タイプなんですよ。
後は“無敵の超一流”になれるかどうかだけ。


隊長陣が“無敵の超一流魔導師”だと呼ばれる(作中では呼ばれてませんが)所以は、

  1. 自分の距離では『無敵』であり
  2. 自分の距離に持ち込むのが上手い

それ故、『万能』に見えるのです。


本当の万能無敵な超一流魔導師は、全距離に対応でき、支援と攻撃を臨機応変に使い分ける事が出来る魔導師のことです。そしてティアナはそれになれる可能性を唯一秘めています。

突き進んで欲しいですね。万能無敵になれるように。


スバルの想いを聞いたマッハキャリバーの想い

圧倒的戦力差。左利きのギン姉に右手で2発…ノックダウンかと思ったら、マッハキャリバーが指示。練習で散々体に叩き込んだ動きはスバルだけでなくデバイスも覚えてました。
そして戦意喪失しかけだった相棒に「まだ戦える、あなたの教えを反故にしないで」と伝える…。
熱いな…。コレがあるからインテリジェントデバイスはいい味出すんだ…。


しかしインテリジェントデバイスが考える自身の立場はまちまちです。もしスバルとの関係が、マッハキャリバーにとって違っていたならばどうなったのでしょうか。
レイジングハートはなのはを「master(主人)」と呼び、バルディッシュはフェイトを「sir(将)」、そしてマッハキャリバーはスバルを「buddy(相棒)」と呼びます。
これにはデバイスの性格がよく表れていると思います。
レイジングハートはなのはに忠実だし、バルディッシュは寡黙で誠実。マッハキャリバーはまさに「相棒」。
使い手に向かってしっかり説教できる「相棒」のポジションだったからこそ、この展開が出来上がったのです。見ていて鳥肌が立ちました。

ちなみにこのとき流れていた曲のタイトルは、「たいせつなこと」。8話の例のシーンでも流れていたので、印象深い方も多いはずです。

一瞬ギン姉の目の色が正常に戻ったのは彩色ミスですよね。


知将

ナンバーズの連携の穴を見事に突くティアナ。今回の鳥肌2回目。
スバルに続き、これも練習通りの動きです。自分はバタバタ動かず、状況をいち早く把握して対処。上にティアナは全距離対応可能の可能性アリって書いたけど、まさにコレ。
新人たちには個別にテーマ曲があるんだけど、ボクはティアナの曲「流星の射手」が一番好きです。
ちなみに以下、エリオの「若き槍騎士」・スバルの「鋼の走者」が同じくらいで、キャロの「竜騎の召士」が続きます。

悩み多く、紆余曲折しただけにティアナが一番カッコいいとボクは思うんですよ。ぜひ4期ではティアナの成長ぶりを!!(笑)


一撃必倒!ディバインバスター!!

カートリッジロード数に着目しました。
ギン姉:最初2回+バリアを破るために1回。
スバル:最初1回+バリアを破る&ディバインバスターの為に3回。

手がドリルな上、ロード2回のギン姉を相手にロード1回で互角に渡り合えた力と、バリアを破った後のことを考えた戦略。スバルが姉を超えた瞬間です。


オッサン達

来週持ち越し…。


あとがき

題名が「Stars Strike」なのですが、なのはとヴィータは特に活躍せず、スバルとティアナが主役でした。
まぁ、終始カッコいい展開だったので良いんですが、ヴィータが気になる…。