世界征服チルドレン1巻の感想

友達が感想を求めています。1週間前に借りて既に3周も読みました。

何といっても守都以外の人物がみんな濃すぎる!

  • 普通のようで暴走すると最強な成宮さん
  • 全てに於いてイイ味出してる和泉
  • 乱暴だがいろいろないじり方をしてはいじられ方をされるリエル
  • コマの後ろの方でこのマンガを牛耳る月詠音姫
  • 最初一般人かな?と思わせといて徐々に和泉に負けるとも劣らなくなっていく北条さん
  • 可愛くないマスコット、ウィリアム…にゃん吉

なんだこの濃ゆい人たちは…。そしてこのマンガはやはり高坂クオリティがいかんなく発揮されてて笑いをこらえるのはムリでしたね。授業中に読むという暴挙に出たボクを瞬間KOしてくれました。


ちなみに、前作「たそがれのにわ」、前々作「プラネットガーディアン」を持っている身としては、高坂クオリティはこの「世界征服チルドレン」でさらにパワーアップしてるな…と感じました。具体的にどういう面でかというと、「萌え」とか「BL」とかのオタク文化の話題をふんだんに取り込んでるという面でです。
北条さんが発した「ちょっとボーイズラブが流行ってるからって…」「萌えは別腹って知ってた?」というセリフや、和泉がネコミミを発明→ノエルが「お兄たん」と言ってしまう話は今までの高坂作品には見られませんでした。新たな境地を開いて笑わせ方に広がりが出てきたな…と感じました。あと、ページをめくったらオチが待っている描写が沢山あって、ギャグとしては最高に巧いとも感じました。
そしてやっぱりこの作者は(性格的に)可愛くないマスコットを登場させるのが好きだな…と → にゃん吉



最後生徒会らしき人物2人を伏線として登場させ、ストーリー的にもなかなか見ごたえがありました。
今回貸してくれて感謝感謝!!



思いつきでダァーっと書いたので、文章おかしくても何も言うな。あくまで紹介ではなく感想なので、頭によぎった順で書こうと思ったんです。